山桜 YAMAZAKURA ワールド ブレンデッド ウイスキー 安積蒸留所&4
安積蒸溜所/福島県/700ML 4400円※税込み
安積蒸溜所原酒をキーモルトとし、世界5大産地の原酒を使用したワールドブレンデッドウイスキー。
自社熟成庫内の1万リットル収容マリッジタンク(アメリカンオーク)にて熟成。
メープルシロップを思わせる甘い香り、クリーンで優しいハーブ香が心地よく、
スムースに口中に広がる厚みのあるモルトの味わいや香ばしさとともにスパイシーな味わいも感じられ、
モルト由来の甘みとやわらかな樽感とほのかに感じるピーティーな余韻がお愉しみいただけます。
ノンチルフィルタード(非
冷却濾過)、ナチュラルカラー(無着色)。
◆笹の川酒造株式会社 – 安積蒸留所 ◆
1710年(宝永7年)に猪苗代湖の南に創業した山桜酒造が1765年に郡山に移転。
この山桜酒造が、戦後のアメリカ軍占領下で半ば国策的に需要の増えたウイスキーの酒造免許を
1946年に取得したことに端を発する現笹の川酒造の安積蒸留所。
磐梯颪の寒風にさらされた清酒の醸造が、戦中戦後の米不足から困難を極めたこともあり、
戦後の欧米文化の流入がウイスキー造りに取り組む要因になりました。
高度成長期に「北のチェリー、東の東亜、西のマルス」と呼ばれ、東亜醸造、本坊酒造と共に
笹の川酒造の「チェリーウイスキー」も北の雄として人気を博します。
しかし1980年代以降にウイスキーは不遇の時代を迎え、
2003年には東亜酒造も民事再生で事業停止となります。
その際、羽生の蒸留所にあった原酒樽を笹の川酒造で預かることになりますが、
これがベンチャーウイスキーとして、世界中でカルト的人気を博す「イチローズモルト」に繋がります。
やがてジャパニーズウイスキーの一大ムーブメントが起こり、
ニッカやサントリーといった老舗大手ウイスキーメー
カーだけでなく、本坊酒造のマルスも蒸留を再開。笹の川酒造でも2014年に、
蔵で眠っていたウイスキーを「YAMAZAKURA」としてリリースするに至ります。
肥土伊知郎氏の勧めもあり、創業250年を機に三宅製作所でポットスチルを新造し蒸留も再開。
定番のモルトやブレンデッド、限定NEWBORNなど新たなジャパニーズウイスキーの歴史を紡ぎ始め、
2019年にシングルモルト「安積」をリリースするに至りました。
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